小諸市赤十字奉仕団 令和6年度長野県総合防災訓練報告

1、日程履歴
  令和6年5月28日(火)準備第1回分科会開催
   〃  7月24日(水)準備第2回分科会開催
   〃  9月20日(金)準備第3回分科会開催
  〃  10月18日(金)前々日準備実施
  〃  10月20日(日)訓練当日
2、準備内容
 2-1 第1回分科会(市民交流センター会議室)
  小諸市赤十字奉仕団より3名出席:栁澤委員長、依田事務局長、山浦事務局
  長野県、小諸市、自衛隊、隊友会、JA長野より各1~3名出席 
  全体の流れの共有と炊き出し実施場所確定
   :南城公園芝生広場と駐車場のそれぞれの一角(テント2張+2張)
 2-2 第2回分科会(市民交流センター会議室)
  小諸市赤十字奉仕団より委員長と副委員長2名含む9名、事務局2名出席
  長野県、小諸市、自衛隊、隊友会、JA長野より各1~3名出席
    炊き出し内容と分担決定
   ・レトルトカレー200食分     → 自衛隊
   ・白米ご飯200食分(上記とペア) → 赤十字奉仕団
   ・シチュー100食分        →   〃
   ・炊き込みご飯100食分(上とペア)→   〃
   ・以上の食材提供         → JA長野
   ・来場者へ以上の配給       → 隊友会、赤十字奉仕団
 2-3 第3回分科会(市民交流センター会議室)
  小諸市赤十字奉仕団より委員長と副委員長2名含む4名、事務局2名出席
  長野県、小諸市、自衛隊、隊友会、JA長野より各1~3名出席
  食材,道具,設備等の準備確認、時間配分,集合方法など詳細確認
 2-4 前々日準備(小諸市社会福祉協議会調理室)
  小諸市赤十字奉仕団より9名、事務局含む社協より4名参加
  食材と道具類の洗浄と訓練現場(南城公園)への搬入、仮置き保管設置
3、当日の状況(小諸市南城公園)
 3-1 時間履歴
   5:00 ガスコンロ設備セット開始:山浦事務局
   7:20 シャトルバスで奉仕団員現地集合(奉仕団員54名)
      作業準備開始
   7:30 全体ミーティング:委員長挨拶、作業/注意事項説明
   7:40 作業開始:シチュー30ℓ長鍋×2個
      白ご飯5升釜×2回転 + 3升釜
      炊き込みご飯 5升釜 + 3升釜
   11:10 配給開始、場内放送実施(予定より20分前倒し)
       予定の食数分は20分程度で配給完了
       予定外の食数含め合計配食数は、およそ500食
   12:40 全体クローズドミーティング:委員長挨拶
       (予定より20分前倒し)
 3-2 参加奉仕団員:下記13区より各1~7名(合計54名)
   与良区、緑ヶ丘区、井子区、加増区、荒堀区、一ツ谷区、御影区、森山区、
   市区、南町区、諸区、四ツ谷区、中村区(順番は意味を持ちません)
 3-3 食材
   ・さくさく米  10kg(4袋)     ・ブロッコリー  9kg
   ・ジャガイモ  15kg         ・にんじん    6kg
   ・玉ねぎ    10kg         ・ピーマン    4kg
   ・牛乳      6本         ・シチューの素  15箱
   ・コーン(パック入)15p         ・コンソメ(固形)  9箱
   ・塩       1kg         ・バター(無塩)   3箱
   ・コショウ    3袋         ・ベーコンスライス1袋
 4-4 自己評価
   多くの来場者に配給でき、「おいしい」との声がたくさんの人から聞かれ
  大成功の訓練であった。奉仕団員も準備含めて積極的に参加してくれ、感謝。
  技術的に勉強になった点として、炊き込みご飯は5升釜満杯にして炊く
  よりは、2回転に小分けにして炊いた方が良かったかもしれない。リカバー
  として、炊き込み不足の部分を、しゃもじで別釜に移し、追加炊きしたこと
  により、問題なく全て美味しく炊けた。準備としては、小さなしゃもじは
  多数準備したが、大型のしゃもじをもう数個準備必要であった。
  (後の情報:ご飯炊きは釜の中で水と米粒が対流を起こし均等に炊ける。
  釜の規模が大型だとそれが重要となり、ましてや炊き込みご飯となると
  具が対流の負荷となり余計対流ができ難くなる。炊きムラ防止には、釜
  の容量に対して炊く量を少な目にすることがノウハウ。)